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川瀬繁、橋本直明、服部要は毎晩ガード下の定食屋「福屋」に集まる。お揃いのジャンパーを着て夜の街に繰り出すのだ。その「福屋」に、もう一週間も通いつめて自分たちと友達になりたいという男がいた。岡田由紀夫。障害者支援施設「のりすの家」から毎晩許可をもらって外出していると言う。そのしつこさにうんざりしている面々は、「友達になりたいならアメ横の放置自転車を全部片付けろ」と難問を突きつける。
そしてしばらくして由紀夫を見かけると、彼は老人と共に一生懸命自転車を整理していた。老人は彼らに缶コーヒーをおごってくれ、「四年前の事件で息子をなくした」と語る。アメ横の乱雑とした、暴力を容認してしまいそうな雰囲気が気になって自転車を整理しているのだという。4人はそれを聞いて、上野の「ガーディアン」になることを決意する。
お揃いのベレー帽、ジャンパー。色は真っ青。繁はアポロ、直明はサモハン、要はヤクショ、そして由紀夫は天才とコードネームをつけ、地道に夜の街を守ることになる。そこには昼と夜の顔が違う女や、ゴミ屋敷に住んでいる老女、果てはヤクザに頼まれごとをしたり窃盗団を捕まえて欲しいと依頼が来たり……。彼らはガーディアンとして上野の街をよくできるのか?

読みながら寝ようと思っていたらうっかり面白すぎて眠れなくなってしまった。一章ずつあらすじと感想を書いても良かったのだが、形式としては短編連作になっているのでまとめて紹介した。
石田は映像向けの作品を書くことがとにかくうまい。IWGPの時も下北サンデーズの時も思ったのだが、人物の描写と街の描写が案外細かく、きちんと脳内で動いてくれるのだ。
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