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乱歩の変装、探偵、猟奇、パノラマ趣味が詰まった一冊だ。

主人公は類稀なる変装と奇術の腕を持った男。いくつも名前があり、そのうちのひとつでは小説も書いている。この男は悪人の秘密を知り、それをネタにゆする、ということを本業としていた。
小説を書いている名前の方に、何度も同じ男から手紙がくる。それにはお互いの利益になるから会おう、と書かれている。興味を持った男は、待ち合わせの銀座のバーに出かけていく。
手紙を出した男は殺人請負の会社をやっているなどという。そして、男に顧問になってほしい、という。
そこで一仕事して、気分がもやもやとしていた男は、遊びに出かけた先で、ポン引きの爺さんに声をかけられる。大金を払えばこの世のものとは思えない素晴らしいものが見れるという。そこは地下に作られたパノラマの世界だった。

探偵明智小五郎が出てくる作品だが、明智は本当の最後までなかなか登場しない。影男こと主人公の活躍が延々と続く。それが「悪人である」という側面から書かれているので、飽かずに読むことができる。
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