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自分たちの祖先、といえばどのくらい先まで思い起こせるものだろうか。まあうちの場合は「先祖代々農民だったらしいよ」程度だろう。それ以前の「先祖」については誰も思いを巡らさない。うちは実家が秋田県なので間違いなく先祖は蝦夷なのに、誰もそのことには触れない。タブーの様なものだ。
カンナシリーズ4冊目のこの『奥州の覇者』は、蝦夷の長であった阿弖流為とそれを討伐した坂野上田村麿にスポットがあたる。高田の書く歴史シリーズらしく、もちろん朝廷側の歴史は後ほど疑問でひっくり返され、本来の「正史」を残していくべきだ、という話になる。
主人公の鴨志田甲斐が、ようやく疾走していた早乙女諒司と再開する。諒司は持って逃げていた社伝を修験者に盗まれた、と、甲斐に応援を要請する。そして知る、早乙女家の秘密。そして諒司の真の目的とはーー。
数々の謎が交錯する中、舞台が奥州というのがいい。他の場所では再会にふさわしくなかったのでは、と思えてしまうのである。その理由は本書を読めばわかるはずだ。
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