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高田の歴史物ミステリは大好物で、それは「QEDシリーズ」から変わっていないのだが、今回は人物設定からその背景までをまるでリアリティのないものにすることにより、余計に「歴史のリアルさ」を迫ってくる作品となっている。
主人公は神社を継ぐことになっている青年、鴨志田甲斐。なんと「忍者」の末裔で、古武術なども父親に小さい頃叩き込まれている(が、自分の性格のせいか挫折している)。そんな彼が、巫女をしている少女、貴湖と共に事件を解決していくシリーズとなる。
扱う謎は、第1作の本書では「聖徳太子」の存在自体である。果たして彼は実在したのか、飛鳥時代の最大の功労者となっているが、どういった人物なのか。そしてそこから蘇我氏の謎を通り、現代の殺人事件へ結びつく。
それにしたって主人公が忍者の末裔っていうのはあまりにも! という感じなのだが、この主人公やる気がなくて微妙に共感せざるを得ない。ヒロインも忍者なら同級生も忍者だ。すごい。
聖徳太子と蘇我氏の争いについても、最後には納得のいく解釈が書いてあり、なるほど、と舌を巻いてしまう。
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