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3度目ぐらいの再読である。
一度目は「なんかオーケンお金のことばっかりいうようになっちゃったなー」と思いながら読んだ。
今回は「なんかオーケンこの時本当は迷ってたんだろうなー」と思ったのだ。

エッセイの中で何度も「歌と物書きに仕事を絞って、あとはお好みでやっている」といったニュアンスの言葉が出てくる。
ライブでお客さんが少なくても歌えればいい、みたいな話も出てくる。
筋少の話にはほとんど触れずに、特撮の(まー当時やってたバンドだからしかたないけど)話がめちゃくちゃ多い。
自分は行雲流水で生きていきたいという気持ちでノンポリを貫く。
女性の話も少々、本の、もしくはバンドの内容も少々、読者のことも少々、好きなものについては結構。
なんだか「あー、変わったんだな」と思うのだ。

人間が変わらない人っていうのも確かにいる。
でもオーケンはサービス精神が溢れすぎていて、ちょっとこの時期疲れていたんじゃないかなと考えてしまう。
いろんな人からの反応を気にして、「俺はそんなもん気にしねーぜ!!」って虚勢をはっているというか。
それが危惧ならいいのだけれど、なんとなく「うーん、悩んでたのかなあ」と端々から感じるのだ。
特にラスト付近のチェッカーズの解散騒動をバンドとかぶせる話は、読んでいてなんとなくですが「何か」を察知してしまうものがあった。蜜月を知っているからこそ終わりがつらい。神輿を担ぐと決めたならその段階で平等ではない。うーん、重い言葉である。
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