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 非常に面白く最後まで読めた。「命」とは何かをよく考えさせられる本である。文章レベルはそんなに高くはないが、読ませる力がすごい。
 主人公は自殺志願者。廃墟のフェンスを飛び降りようとしたのをきっかけに物語が急加速していく。「京谷」と名乗る謎の人物から「飛び降りはいけない」といわれ、果たしてそれが自殺を諭すものであるのかと疑問を生じさせたところに、京谷の「仕事」が紹介される。
 チャプター形式で進んで行くこの物語は、ぐいぐいと人を引き込んで離さない。それはやはり「命」をテーマにしているからであって、全人類共通の「なぜ?」に答えようとしているからに他ならない。

 死とはなんなのか。生命とはなんなのか。どこまでいけば「死」で、どこまでは「生」なのか。

沢山の疑問をひとつずつ作者なりの解釈でほどいていく姿は必見だ。話題性だけの本ではないぞ、これは。
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