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赤いバラの咲く村にバンパネラの一族がいた――

1話目で周辺人物がほとんど死ぬのが凄い。
そして襲いくる耽美の嵐!
アランを連れていくエドガーの気持ちが少しわかる。大切な物をなくしすぎた時には、なにか別の尊いものを手に入れなくてはならない。例えそれが代償行為だとしても。

アランとエドガー。少年たちは時を止めた。

この中に収録されている、メリーベルとオズワルドの話が美しくてとても好き。

彼らを知りたくて、ずっとページをめくり続ける。登場人物の中にも、彼らを知りたくて歴史を紐解こうとする者が現れる。でも、生き続けている伝説のような彼らに、常に先を越されて証拠は隠滅されてしまう。知る事が出来るのは故人の記した書物だけだ。

まるでこの漫画は、その呪う事もできない彼らの運命を強制的に見せつけられているようで、きりきりと胸が痛む。
そして最終話。悲しい一族の話が終わった。エドガーもアランもチリになり、消えていく。人間に恋もままならないままで。
だけど私たちは彼らに恋している。永遠とも思える時をかけ、悲しい目をした彼らに。
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