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異形コレクションとしては余り出来は良くない気がする。



◯蒼の章◯
『月光荘』安土萌
入り口にぴったりの軽い狂気。

『プレイルーム』倉阪鬼一郎
どうとでもとれる終わり方だな。

『死んでもごめん』若竹七海
わかりやすい。

『銀の潮満ちて……』松尾未来
面白さが解らない。

『月見れば――』草上仁
この発想はなかったわ。

『月盈ちる夜を』篠田真由美
幻想的で良かった。

『ぶれた月』岬兄悟
この設定は怖い。

『killing MOON』ヒロモト森一
漫画。長編も読みたい。

◯銀の章◯
『月の上の小さな魔女』青山智樹
オチが弱い。

『地球食』堀晃
小さなミスが大きな失敗を招く。

『六番目の貴公子』梶尾真治
カジシンの中で一番好きだ。なんと言う冒険活劇。

『落葉舞』横田順彌
運びが凄い。

『月夢』岡本賢一
とても悲しくなる終わりだった。

『シズカの海』北野勇作
間違いなくこのアンソロジーの中で一番の完成度。これだけで良いから読んで欲しい。
人間は誰しも自分の海を持っている。それは脳の中の記憶を保管する場所であり、そこでは様々な平行世界すら存在出来るのだ。

『蜜月の法』牧野修
雰囲気もの。とにかく狂った文章を書いているのは解るのだが、釈然としない。

『月光よ』眉村卓
哲学もの。自己解決する自問自答。

◯皎の章◯
『穴』高橋葉介
この世界は誰かの悪夢である。

『飛鏡の蠱』朝松健
相変わらずこの人の時代物はワクワクする。

『月はオレンジ色』霜島ケイ
こういう背景を持ってくるか。

『影女』南條竹則
馬鹿に明るい妖怪話。

『シャクティ<女性力>』大原まり子
コミカルでさらっと読める怖くないホラー。

『掬月―つきをすくう―』竹河聖
風邪のせいか内容のせいか気分が悪くなった。

『石の碑文―[kwaidan]拾遺―』加門七海
締めが素晴らしい。

『欠損』菊池秀行
こういう小説はロマンチックが鼻について好きじゃない。

『知らないアラベスク』井上雅彦
最後にふさわしいというべきか。


全体的に変身ものが多く、一風変わった設定を好む人間は読んでいて面白くないかもしれない。私は月に対する憧れを描くものが好きなので、いまいち入り込めなかった。
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