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ようやくシリーズの2冊目を手にいれた。ジュリア司祭が何者か本当ようやく知れてよかったー!!

バチカン「聖徒の座」に属する奇跡調査官のロベルトと平賀が、「腐らない死体」を奇跡認定するかどうかの調査に旅立つ。
その協会では熱心に医療行為を行っており、司祭はこれぞ聖人と言えるほど美しく高潔な人物だった。
腐らない死体はヨハネという神父であり、彼は記憶を失って保護されたのちに、不可解な絵と詩を残して預言者として祭り上げられていた。
教会に到着した二人は、そのヨハネの予言でロベルトが死ぬ、と言われてしまう。
そして呪われているという3冊の古書。
腐らない死体の謎は解けるのか。古書に隠された秘密とは?

いやーこのシリーズは本当に面白い。ただのミステリではなくただのホラーではなく、蘊蓄がたっぷりなのが私に合っている。
早く続きを読みたいものだ。
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バチカン奇跡調査官シリーズ4冊目。
今回の本は平賀神父がサタニストに襲われ瀕死の重傷をおい、心肺停止するという驚愕の書き出しで始まる。
そしてその平賀を蘇らせたアントニオ十四世司祭。
彼の奇跡調査が本作のメインだ。

奇跡が揺るぎのない事実だという証拠ばかりが集まり、否定することができなくなってからの真実のお披露目はドキドキした。
詳しく書くと完全にネタバレになってしまうので省くが、前編の奇跡調査の堅実さと後編のスリルにわくわくしながら読めた。



シリーズを順番に手に入れていないので話が飛んでしまったが、「バチカン奇跡調査官シリーズ」の3冊目である。2冊目は手に入れた時にレビューしたい。

おそらく2冊目で犯人であったジュリア司祭が深く関わってくる内容だ。
ロベルトと平賀は、イタリアのモンテ村という小さな村に奇跡調査をしに行く。
教会では黄金のイエス像が本物の肉体かのように色づき、光が虹を作り、角笛が鳴り響く。
この奇跡の実態と、起きてしまった殺人事件の犯人とは?

うーん、早く2冊目を手に入れたい。ジュリア司祭がどういった人物でどのようにガルドウネと関わっているのかがわからなければ真の楽しみ方はできないに違いない。
ロベルトの過去も気になるところだ。



気にはなっていたけれどなかなか読む機会がなかったバチカン奇跡調査官シリーズ。
その一冊目を手にいれた。

天才科学者の平賀と、古文書解読のエキスパート、ロベルトは指令を受けてアメリカにある学院へ派遣される。
そこではカソリックにはあるまじき処女受胎が起きたという。訪れたその日からマリアの石像が涙を流し、聖痕が現れる。そして起こり続ける、聖人の死になぞらえた殺人事件。二人は果たして奇跡調査を無事に終えることができるのか。

めちゃくちゃ面白かった。
さすが藤木、トリックの細かいところまで過不足なく理屈を書いてくれていて、ワクワクしながら読むことができた。
殺人事件がメインの作品より、藤木にはこういった大掛かりなトリックや裏設定のある話が似合う。
シリーズものなので目に付いた時にさくさくと集めようかと思っている。




いやー面白かった。
前作がまさか続き物の上巻だと思わなかったのでちょっとがっくりきていたのだが、今作は前作を読んでいたためか最高に面白く、ワクワクした。
館ものらしくきちんと館に謎が隠されていて、一族ものらしく華々しい最後を迎える。
なによりちゃんと十四年前の事件の犯人やトリックも明かされるのが最高だ。
真犯人と言っていい人物が何人も出てくるのも倒錯的だが、やはり先先代宗主安道の建てた館の絢爛豪華さ、ちりばめられた暗号、進行していた殺人計画などが折り重なって、息つく暇もなく読んでしまった。
キリスト教では異端と呼ばれていたグノーシス派の教義やレリーフなどがちりばめられていて、それが弥勒菩薩とつながるところなんて最高の知的好奇心を満たしてくれた。
藤木は仏教だけじゃないんだなと思わせてくれる一冊だ。




久しぶりに朱雀十五シリーズを読んだわけだが、いやあなんとも。
毎回どんな設定でくるのか楽しみにしているのだけれど、今回は館ものだった。
それに「一族もの」「妖怪もの」が絡み合って、非常に複雑だ。
そしてこの話、探偵朱雀十五誕生「以前」の話なのである。
続編も楽しみだが、とりあえずこの話の面白さは、「中井英夫的箱庭構造」とも言える部分だろう。
中井英夫が「虚無への供物」を書いたときのように、実際起こり得ない殺人のトリックがどうなっているかに想いを馳せるのがおそらく正しい読み方だ。
最終章でバタバタと暴かれる天主家の呪い、それは全文を読んでも全てが明らかになることなく、続編へと続く。





藤木凛の描く、盲目で美貌の天才、そして毒舌家の朱雀十五シリーズ一冊目。その後のシリーズの伏線となる登場人物も多数出てくるので詳しいことは書けないが、非常に面白く読めた。

昭和9年、吉原のはしにある花魁弁財天には「神隠し」の因縁がある「触れずの銀杏」があった。そこで発見されたのは首が逆さにつき、白髪頭になってしまった30代の男性の死体。しかし発見者が警察をつれて戻ると死体は消えてしまっていた。これは神隠しか、それとも・・・?

このシリーズは好きなので、角川ホラー文庫から出るようになったのは非常にうれしいことだ。




 戦慄するほど美しい少女たちの死体。身体にはペイントが施され、口元からはハイビスカスの花びらがこぼれる・・・。
 沖縄を舞台にした連続殺人事件の真相を追う作品。
 藤木の持ち味である「オカルト」を現代に持ってくるには、沖縄はいまだ信仰の生きている島としてもってこいだ。未来、過去、どちらも舞台としてはよかったが、現代まで書けてしまうとはなかなかの筆力である。
 また登場するシーンがひとつひとつ印象的だ。私は沖縄に行ったことはないが、身が灼けるような臨場感で迫ってくる。




 朱雀十五シリーズは仏教やカストリめいた怪奇話を扱うので大好きなシリーズである。今回は夢魔と日蓮宗ときた。そこに連続少年殺人事件や路上少年少女の抗争などがからまって、朱雀の顧問する花柳界と浅草のいかがわしさをごっちゃまぜ。なんとも面白い。オカルトを否定しないのもこのシリーズの良いところだ。



このこじつけっぷり、カストリっぷりがたまらない。
一作目が見当たらないのでこちらから読んだのだけれど、奇想天外さで行ったら一番だと思う。
朱雀十五の性悪っぷりはホームズからの流れを汲んだ本格探偵らしいし、事件がどんどんもつれていくのも、奇怪な動きもゾクゾクする。
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