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古代から近代ヨーロッパの、夢想に生きた人々の生涯を追った短編集。ジル・ド・レエ侯など私の好みの題材が多く楽しく読むことができた。発表された頃にはまだあまり知られていなかった人々が、今日にはどこにいっても調べることが出来るほどポピュラーになったということに感動を覚える。
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手帖シリーズのひとつ。子供の頃秘密結社と聞いてわくわくしなかった子供はいないのではないだろうか。実際に存在した世界各国の秘密結社を詳しくとりあげている作品。特に薔薇十字社が面白かった。
アジアの秘密結社もフリーメーソンもKKKも載っているので、ちょっと調べたいときなどにおすすめ。




澁澤の描く東西に活躍した悪女たちの短い伝記集。エリザベス女王(初代)やクレオパトラなど大物から、ブリュヌオーなどのマニアックな女性迄幅広くカバーし、「世界」と名をつけているだけに則天武后も収録されている大満足な一冊。
ちなみに則天武后は漢字を開発した初の女性皇帝であって、円の中に卍で太陽と読ませたり、面白い伝説にあふれる中国の悪女であるが、彼女の残忍極まりない性格をよく表していて、「ヨーロッパに強い澁澤にしては珍しい人選だな」とわくわくしながら読めた。
日本には悪女と呼ばれる人間は世界に比べて少なく、またスケールもあまり大きくないが、中国には呂后(ひとぶたで有名)や妲己(封神演義などで有名)など国傾の女性が多く、彼女たちの人生の伝記も読んでみたいと思った。



最近、澁澤の文書を頭の中で読みかえすのがルーティンワークになっている。もしかしたら既にライフワークになっているのかもしれない。だって澁澤がボルジア家の生まれ変わりなら、私はメディチ家の生まれ変わりだから。

人間はマクロコスモス=小宇宙の反映だと言うが、澁澤の文章は人間の反映であり、人間の探求であり、彼自身もまた「小宇宙の人」なのである。

だって、ほら。最後の文章。
彼の体にはブラックホールがあるじゃない。



これはインスパイヤ元にもなるので重宝してます。

「狂人」に吃驚した。



オーケンってハガル=サラコンプレックスなんじゃないの?

個人的には貞操帯の話とゾウリムシの話が一番面白かったです。もうちょっと深くても良かったなあ。
あとやっぱり澁澤は玩具系を書くのが上手い。



澁澤ものを読むとフランスに行きたくなる(意識だけ)。
これは凄く読みやすいんじゃないでしょうか。文庫で装丁が変わったのは残念だけど…。
今も語り継がれてる伝説の人達をこの時点で抽出してるのがスゴイ。



澁澤の中でも3本の指に入る奇書。というか貴書。サブタイトルの「コスモグラフィア・ファンタスティカ」は消えてしまいましたが。
個人的に玩具とかアンドロギュヌスからこういった発想が出るって言うのがもう素敵すぎます。

偉人は異人であり意人である。
試験管ベイビーはホムンクルス。うーん。

2026年は人類の死らしいですが、まあ当たってても個人的には悔いがないな。



これ兎に角好きです。
今ではネットで手に入る情報ばかりだけれど、こうして活字として並べているだけでうっとりする。これぞ澁澤魔術。
オタクの私としてはパラケルススの本名は吃驚したけどね。そしてジルドレイはやっぱりベリアルに魅入られていたのだと確信を持てて最高です。

適当にハガレンとか天禁読むより、これをサブ用に携帯してるとすげー格好良い。
かも。



流石に古典をいちいちひっくり返して読むほど暇ではないので、大好きな澁澤監修の文庫で読む事にした。
とりあえず、買って損はないです。
素敵な幻想の世界、最高でした。
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